信頼を築くための5つのコツ

「信頼」を得ることは、仕事でもプライべーとでも
とても大切ですよね。

言葉で「信頼関係を築いて~」などいうのは簡単です。
では、実際にどのような行動を起こしたら、目の前のお客様や同僚、上司などと
信頼関係を築くことができるのでしょうか。

今回は、信頼関係を築くための7つのコツをご紹介します。
誰でも少し意識をすればできる内容です。
是非参考にしてみてください。


こちらを参考に行動していただくことで、
お客様や関係者との信頼関係が生まれ、
仕事もプライベートも良い方向に進むことが期待できるでしょう。

信頼とは?


まずは、そもそも「信頼関係を築く」とは
どのような状態を言うのでしょうか。

●信・・・信じる
●頼・・・頼る

文字通り、信頼とは「信じて頼りにすること」です。
「あなただからお願いしたい」「あなただったら大丈夫」「君だったらなんとかしてくれる」
など、自分自身のことを相手に任せられる、期待した通りの結果や成果を出してくれると
信じられる状態を言います。

そして、対応する側も、「あなたの頼みであれば」「あなたの希望だから受ける」
といったように、依頼する人に対しても信用している状態です。

信頼できる人が周りにいることはとても心強いですし、
信頼されると嬉しいですよね。

信頼関係を築く3つのメリット


では、次になぜ信頼関係を築く必要があるのでしょうか?

仕事でもプライベートでも、信頼関係を築くことで、このようなメリットがあります。

1、仕事が円滑に進み、成果が出やすくなる
社会人になると組織に属し、チームとして活動をしていきます。
会社という組織内の信頼関係、部署などのチーム内の信頼関係がしっかりと構築できていると
仕事への士気が高まり、成果に繋がりやすくなります。

2、いざという時に助けてもらえる
「困った」「失敗した」などの困難に直面したときに、周りの人から助けてもらえるでしょう。
信頼関係ができていれば、困っている人を助けてあげたいと思うのが人間です。
助け合いの精神、これが信頼関係を築くメリットでもあります。

3、トラブルが減る
信頼関係ができている人と、そうでない人では、同じことを言われても受け取り方が違ってきます。
何気ないことでも気軽に相談できる、冗談を言い合える状態は信頼関係ができている証拠です。
信頼関係ができていれば、誤解されたり勘違いすることが少なくなりますので、トラブルが減ります。

信頼関係ができていないと

1、生産性の低下
2、社員のモチベーションの低下
3、ミスやトラブルの増加
4、売り上げが低迷・低下
5、離職率が高くなる

信頼関係を築く5つのコツ


1、相手に興味関心を持つこと
人は、自分と同じ境遇・同じ出身地・同じ趣味など
共通事項が多い相手には自然と親近感を抱きます。
そこから会話のきっかけになったります。
一方で、自分に興味関心がない人と信頼関係を築くことは難しいですよね。
信頼関係を築くためには、
まずは相手に興味をつこと、例えば自分との共通点を見つけてみては
いかがでしょか。

お互いに思いやれる関係性の構築が大切です。
常に相手のことを気にかけ、興味をもつことを心がけてみてください。

2、相手を労うこと
労う・・・無条件で相手を認めて褒めること

褒めるとの違いは、労いは無条件であるということです。
例えば、「●●のプロジェクトがうまくいった、ありがとう」これは、褒める
「プロジェクト成功のために、毎日頑張ってくれてありがとう」これが、労いです。
何か成果を上げて相手を認めるのが、褒めるで、
日々の取組みやその人の行動、存在を認めることが労いです。
そうすることで、相手は自分を見てくれている、存在を認めてくれているという気持ちになり
受け入れてもらいやすくなります。

成果に対してだけでなく、その人そのものを是非認めてあげてください。

そして、皆さん自分自身も「頑張っているよ」「大丈夫」と労ってください。

3、相手に共感すること
「あたなはそう思うのですね」「そういう考え方もあるよね」
これが共感です。
つまり、相手の話を聴いて、相手の気もちに寄り添うことです。

同感はできなくても、共感はできます。
相手の意見や考えに是非寄り添ってあげてください。
自分の意見や想いをついつい言ってしまいがちですが、まずは相手の意見を尊重する
共感のあいづちをいれてみてください。
そうすることで、相手は自分の話をきちんと聞いてくれている、気持ちを分かってくれる
と思い、立場が違う人とも信頼関係が築きやすくなります。

4、リアクションをとること
こちらが話しをしているのにリアクションが全くないと、話を聴いてくれない、
退屈なのかなと相手を不安にさせてしまします。
このような状態では、コミュニケーションも弾まず、信頼関係を築けません。
あたり前のことかもしれませんが以外にできていない人が多いのが
このリアクションを取るということです。

昨今オンラインで話をする機会も増えました。
オンラインでは対面に比べると感情が伝わりにくいものです。
通常の1.5倍を意識して、表情や頷き、言葉に出してリアクションを取っていきましょう。

相手が安心して、楽しく会話ができる雰囲気を作っていきましょう。

5、ミラーリングを意識すること
ミラーリング・・・相手の仕草や行動をマネすること

これは、心理的なテクニックで、同じ動作をする相手に対して無意識に親近感を持つという
人間の心理を利用したものです。
例えば、相手が笑ったら自分も笑ったり、相手がドリンクを飲んだら自分も飲むなど、
無理なく自然な範囲でミラーリングを取り入れると信頼関係構築に効果的です。

信頼関係を築くことが上手い人の特徴


仕事でもプライベートでも信頼関係を築くことが上手い人の特徴
ご紹介します。

1、嘘をつかないひと

2、約束を守るひと

3、謙虚なひと

4、素直なひと

5、間違いを認め、謝ることができるひと

6、秘密を守るひと

7、常に周りをよく見ているひと

8、人の悪口を言わないひと

9、言い訳をしないひと

10、人やモノのせいにしないひと

さいごに


仕事でもプライベートでも信頼を築くことはとても大切なことです。

相手を思いやり行動することで沢山のメリットがあることを知っていただけたかと思い思います。

最後にお伝えしたいことは、
常に相手の立場に立って、相手を思いやり、言葉や態度に示して伝えていってください。
そして、周りの人への感謝の気もちを忘れないでください。

たくさんの方と信頼関係を築くことができると、
皆さんの人生そのものがより良くなっていくと信じています。

是非、日常の小さなことから始めてみてください。

Wellvy Support代表 
接客業専門 接客のプロ育成講師
早川 薫