リュクタイプのビジネスバックはマナー違反?|良い・悪いの境界線とは

社会人、特に営業などの外回りをする人は
ビジネスバックを一つはもっている人が多いと思います。

「リュックタイプのビジネスバックを使ってもよいですか?」
そんな質問を研修で良く受けます。

皆さんは、どのように思われますか?

時代の流れによってビジネスバックの形も変化してきていると言えます。

マナーも時代と共に変わってきているので、
リュクタイプのビジネスバックがマナー違反とは言いません。

よって、質問の答えは
「場面に応じて、会う方に応じて使い分けましょう」
です。

理由としては
リュックタイプのビジネスバックが出始めたのは
ここ数年のことです。
すこし前までは、ビジネスバック=手提げタイプ
という認識がありました。

ですから、ビジネスバックに対する
認識が人それぞれ違うということです。
リュックタイプのバックでも良いと思う方と、
カジュアルでビジネスには不向きだと思う方と別れるでしょう。

例えば、重要な取引先、初めてお会いするお客様のことろへ
訪問する際は、
誰にでも違和感を感じない、定番の手提げタイプのもので
いくことをお勧めします。
なぜならば、リュックタイプのビジネスバックに違和感を感じる人はいても
手提げタイプのビジネスバックに違和感を感じる人はまずいないということです。

通勤だけ、ということであれば、便利なリュックタイプのものでも
良いと思います。

ビジネスマナーとして身だしなみは重要です。
身だしなみには、身に付ける物も含まれます。
この見た目でビジネスマンの第一印象が決まることも少なくありません。
印象が良いか悪いかで、その後の商談に影響することもあるかもしれません。

身だしなみが整っていないことによって
「名刺交換すらしてもらえなかった」、
「こちらの話を聞いてもらえなかった」という実際の事例もあります。

身だしなみが整っていない=ビジネスマナーがなっていない
つまり、そんなマナーもなっていない会社と取引するつもりはない、
話を聞く気にもならないと、相手の会社に印象付けてしまったからです。

マナーは、相手目線。
自分が良いと思っても、相手の方が良いと思わない場合は
相手に合わせるとういうことが重要です。
また、マナーも時代に応じて変わってきているということです。

バックをはじめ、スーツの形、靴、時計など
様々なものがビジネスシーン、つまり相手の方と会うときに
相応しいものかどうか、
相手の目線に立って考えてみてはいかがでしょうか?

皆さんの身だしなみは、オシャレになっていませんか?
(オシャレ=自分目線/身だしなみ=相手目線)

日頃の身だしなみや行動を含め
自分目線になっていませんか?

いろんなタイプのバックが出ているので
もちろんご自身の使いやすいものを使っていただくと良いでしょう。

最後に、
リュックタイプのビジネスバックは、シーンに応じて使い分けること、
良い悪いの判断は、状況と会う相手によって判断することが必要です。

迷った時は、先輩や上司に相談してみるのも良いでしょう。